前へ
次へ

不動産登記が必要な理由

不動産登記というのは、土地や建物の所有者が誰であるかをはっきりさせるための書類です。
たとえば誰かから土地を買ったときや家を買ったとき、速やかに不動産登記をして所有者を変更させる必要があります。
しかし実は、この手続きをしなくても特に罰則はありません。
しかし、そのまま放っておくと罰則よりも面倒なことになる可能性もあります。
土地を買ったのに所有者を変更する手続きをさぼっていたことで、元の持ち主がさらに別の人間に売ってしまう二重譲渡が起こったケースもあります。
この場合、大金を積んで買った土地でも自分のものだと主張することはできません。
大きな買い物ですから、所有者が移転したらすぐに手続きをするのが安心です。
それから、登記をさぼっていると相続が代々繰り返されるうちに、自分の家の所有する土地を管理しきれなくなることがあります。
昔の田舎のように親戚が固まって住んでいるわけではない現代は特に、書類上の手続きが重要になります。

Page Top